高3自殺で遺族が調査要望、岩手 原因は「部活顧問の厳しい指導」

 岩手県教育委員会は6日、県矢巾町の県立不来方高のバレーボール部に所属していた男子生徒(3年)が7月に自殺し、遺族が「顧問の40代男性教諭の厳しい指導が原因」と訴えていると明らかにした。県教委は第三者委員会を設置し、自殺との因果関係を調べるとしている。

 学校側は「生徒が自ら命を絶ったことは重く受け止めているが、体罰など行き過ぎた指導はなかった」と主張している。

 県教委や同校によると、生徒は1年生の時から強豪として知られるバレー部に所属し、中心選手として活躍していたが、7月3日、自宅で亡くなっているのを母親が見つけた。


  • LINEで送る