パナマ先住民の民族衣装を紹介 クナ族の約70点、8日から

日本初公開の植物のモラ(1960年代、(C)Diana Marks)

 日本初公開を含め、パナマの先住民クナ族の民族衣装約70点を紹介する「MOLA(モラ)パナマの先住民クナ族の衣装と意匠」が「たばこと塩の博物館」(東京都墨田区)で9月8日から開かれる。10月21日まで。

 モラは、クナ族の女性が着る民族衣装のブラウス。ブラウスの前面と背面の身頃に、布の上に、切れ目を入れた布を重ねていく手法で線を表現し、仕上げに色鮮やかな刺しゅうを施し、花や鳥、魚などを描く。

 モラのコレクターの一人として知られる米国人エリザベス・ハンス氏が収集した良質なモラを展示する。モラに描かれたカリブ海沿岸の自然やクナ族の生活についても紹介する。

 月曜休館、祝日の場合は開館。入館料は大人・大学生100円など。


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