2018年9月6日 15:23 | 無料公開
韓国の元大統領、李明博被告
【ソウル共同】在職中に巨額の賄賂を受け取ったとして特定犯罪加重処罰法上の収賄罪などに問われた韓国の元大統領、李明博被告(76)の公判が6日、ソウル中央地裁で開かれ、検察側は懲役20年、罰金150億ウォン(約15億円)などを求刑した。同日中に結審の予定。
李元大統領は、2008〜13年の在任期間を中心にサムスン電子などから総額約110億ウォン(約11億円)を受け取ったとする収賄のほか、自らが事実上所有する自動車部品会社ダースでつくったとされる裏金約349億ウォンの横領、職権乱用などの罪で今年4月に起訴された。
李元大統領は、起訴内容を全面的に否認している。