自民総裁選の活動、9日まで自粛 7日告示は予定通り

 自民党は6日、党本部で緊急役員会を開き、北海道で震度6強を観測した地震を受け、総裁選(20日投開票)の立候補者の記者会見や演説会など7〜9日の活動を自粛することを申し合わせた。告示日の7日の立候補受け付けは予定通り実施する。二階俊博幹事長が記者団に明らかにした。被災者救助など災害対応を優先する必要があると判断した。

 総裁選は安倍晋三首相(総裁)と石破茂元幹事長が対決する見通し。石破氏は6日昼の派閥会合で、総裁選について「延期もあり得ることだ。災害対応と論戦は両立させなければならない」と強調した。


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