旧式車乗り入れ禁止命令 独裁判所、フランクフルト

 【ベルリン共同】ドイツ西部ウィースバーデンの行政裁判所は5日、金融都市として知られる西部フランクフルトで旧式ディーゼルエンジン車の市街地への乗り入れ禁止措置を2019年に導入するよう地元州政府に命じた。ドイツメディアが伝えた。フランクフルトは排ガス中の有害物質の値が基準を超えており、環境団体が提訴していた。

 ディーゼル車の排ガスを巡っては第2の都市、ハンブルク特別市(州に相当)が既に今年5月末から一部道路で旧式ディーゼル車の通行を制限。南西部シュツットガルトでも19年からの乗り入れ禁止が決まっている。


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