2018年9月6日 00:35 | 無料公開
性行為などで感染する梅毒の6月までの患者数が3236人に上り、昨年同期の2613人を大きく上回ったことが国立感染症研究所の集計で分かった。日本医師会(日医)は5日「近年の患者の急増は驚異的だ」と注意を呼び掛けた。
今年4〜6月は1735人で、1〜3月の1501人から増加。このままいくと今年1年間の患者数は6千人を超え、現行の集計方式となった1999年以降最多だった昨年の5820人を上回るのは確実とみられる。
今年4〜6月の都道府県別の患者数は、東京の445人が最多。昨年同期の491人よりは減少した。