就活ルール、見直し協議へ 経団連、政府、大学が調整

 経団連が就職活動ルールの見直しに向けて、政府や大学と近く協議入りする方向で調整していることが5日、分かった。形骸化が指摘されているルールの在り方や、拡大する通年採用への対応などについて話し合う。早期の合意形成を目指す考えだが、大学側は学業への影響が大きいなどと懸念しており調整は難航する可能性もある。

 中西宏明会長は5日、記者団の取材に応じ、面接の解禁時期などの指針を廃止する意向を表明したことに対し「かなりの数のリーダーからポジティブ(前向き)なコメントをもらっている」と強調した。


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