2018年9月5日 18:27 | 無料公開
JR東海は5日、在来線の特急列車などで、指定席とグリーン席の利用者の切符を確認する車内検札を10月1日から原則廃止すると発表した。車掌向けの新型携帯端末で座席の販売状況を正確に把握できるようになった。学割など購入資格が限定された割引切符の利用者には、証明書の提示を求める場合がある。自由席では検札を続ける。
対象は特急列車「しなの」「ひだ」「南紀」「伊那路」「しらさぎ」「ふじかわ」や、快速列車「みえ」など。新型端末は約920台を導入し、設備投資額は約5億円。金子慎社長は名古屋市で記者会見し「車掌が有効に時間を使え、サービス向上につながる」と話した。