2018年9月5日 16:08 | 無料公開
農林水産省の動物検疫所羽田空港支所は5日、羽田空港で5頭目となる動植物検疫探知犬として、雌で2歳のビーグル犬「ルイ」を配置し、お披露目した。ルイの配置で、探知犬は、羽田や成田空港など計8カ所で29頭となった。
検疫所は、2020年東京五輪・パラリンピックで海外との移動が活発化する情勢を踏まえ、伝染病や病害虫の侵入阻止を強化する。ルイも、海外からの持ち込みが禁じられている食肉や植物などをにおいでかぎ分ける役割を果たす。
ルイは5日、羽田空港で荷物をかぎ分ける場面を実演。荷物に鼻先を近づけ、サラミソーセージ入りキャリーケースの前に来ると「お座り」で知らせた。