2018年9月4日 19:16 | 無料公開
【パリ共同】フランスで新学期が始まった3日、国内全ての幼稚園、小中学校で子どもたちの携帯電話の使用を禁じる法律が施行された。これまで多くの学校で使用は既に禁止されていたが、法制化により、違反した場合の没収などの法的根拠となる。
携帯禁止の法制化は昨年5月に就任したマクロン大統領の選挙公約だった。禁止したのは校内や校外活動での使用で、持ち込むこと自体は禁じていない。ブランケール国民教育相は、校内で電源を切るか、ロッカーに入れさせるかなど「禁止の仕方は各校で決める」としている。
授業で必要な場合の使用や障害者の使用は認めると、法律は明記している。