百貨店、平成最後のおせち商戦 早くもスタート

松屋銀座が提案する「ザ・ペニンシュラ東京」が手掛けたおせち

 平成最後となる正月に向け、大手百貨店が4日までに2019年用のおせちを発表し、商戦が早くも始まった。松屋銀座は世代別におせちを用意し、高島屋では漫画家手塚治虫さんの生誕90周年を記念したおせちをそろえるなど、各社は工夫をこらしている。

 松屋銀座は平成を代表する世代ごとの商品を発表。50〜60歳の「バブル世代」向けにはホテル「ザ・ペニンシュラ東京」が手掛ける16万2千円の「和洋中三段重プレミアム」を提案。今月引退する歌手の安室奈美恵さんと同じ40歳前後の「アムラー世代」の女性向けに、フランス料理のおせちを用意した。


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