2018年9月4日 15:47 | 無料公開
記者会見で見解を述べる、経済同友会の小林喜光代表幹事=4日午後、東京都千代田区
経済同友会の小林喜光代表幹事は4日の定例記者会見で、経団連の中西宏明会長が就職活動の解禁時期を規定した指針を廃止する考えを示したことについて「(議論に)一石を投じたことを前向きに評価したい」と述べた。
小林氏はこれまでも、学生を新卒で同時期に一括して採用するのではなく、将来的に年間に複数回の採用を行う「通年採用」に移行すべきだと指摘してきた。会見で「就職活動の時期が早まると勉強をしなくなるというのは違う。机上の勉強をするだけの人材を企業は求めていない」と強調した。