豪の戦没者慰霊碑に献花 共同訓練参加中の海自隊員

オーストラリア北部ダーウィンにある戦没者慰霊碑を訪れ献花する海上自衛隊の関係者ら=3日(海上自衛隊提供・共同)

 【ナウル共同】オーストラリア海軍が主導する多国間共同訓練「カカドゥ」に参加している海上自衛隊員らが3日、太平洋戦争時に旧日本軍が空襲したオーストラリア北部ダーウィンにある同国人戦没者の慰霊碑を訪れ献花した。

 在オーストラリア日本大使館によると、海自隊員は弔銃を発射し、オーストラリア軍関係者らと共に黙とうをささげた。

 ダーウィンは太平洋戦争時、連合国側の拠点で、二百数十機の旧日本軍の爆撃機が1942年2月19日、2回にわたって空襲、240人以上が死亡した。旧日本軍によるダーウィンへの空襲は43年まで60回以上続いた。


  • LINEで送る