妻の仕事理由に閣僚辞任 ノルウェー、米国へ移住

 【ロンドン共同】ノルウェーのソールビークオルセン運輸・通信相は8月31日、米アラバマ州の病院で医師として勤務することが決まった妻に同行し、家族で米国に1年間移ることを理由に辞任した。欧州メディアが伝えた。

 ソービクネス石油・エネルギー相も、首都オスロから離れて暮らす前妻との間に生まれた子どもとの時間を増やすとの理由で同じく辞任した。

 ソールビークオルセン氏は自身のフェイスブックに「世界で最も格好いい仕事につけて幸運だった。今度は彼女が夢を追い掛ける番だ」と書き込んだ。米国から帰国後は政界に戻る意向という。


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