日中、首相公式訪問で合意 10月23日軸、首脳会談も

安倍晋三首相、中国の習近平国家主席

 日中両政府は、安倍晋三首相が10月に中国を公式訪問することで大筋合意した。平和友好条約の発効40周年となる10月23日に北京入りする方向だ。習近平国家主席との首脳会談で経済分野を中心に連携を確認し、関係改善を加速させる。複数の日中関係筋が31日、明らかにした。国際会議への出席を除いた首相の単独訪中は2011年12月の野田佳彦前首相以来、約7年ぶりとなる。

 日程は2泊3日程度で、先端企業が集まる広東省深セン市を視察する案が出ている。日本側は節目に合わせた訪中で友好ムードを盛り上げ、来年6月を見込む習氏来日の環境整備を図る。


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