防災の日前に各地で訓練 東京・銀座では4千人参加

 「防災の日」(9月1日)を控えた31日、各地で自治体や住民が連携した防災訓練が行われた。買い物客や観光客が集まる東京・銀座では首都直下地震を想定した大規模な防災訓練があり、地元の町内会や事業所でつくる主催団体によると、約4千人が参加した。

 訓練は午前9時半にマグニチュード(M)7・2の地震が発生し、銀座を震度6強の揺れが襲ったと想定。参加者は火災の初期消火、けが人の応急手当てや搬送に当たったり、地域住民らを最寄りの防災拠点である中央区立泰明小学校に誘導したりした。消防庁のはしご車はビルから逃げ遅れた人を救助した。


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