「天に続く道」新名所に、北海道 斜里町、28キロ一直線

観光客らでにぎわう「天に続く道」の展望台=22日、北海道斜里町

 世界自然遺産・知床で知られる北海道斜里町で、「天に続く道」と呼ばれる長さ約28キロの直線道路が新たな名所となっている。道が地平線まで続き、空にも届くかのような景色が人気を集めており、町は展望台や駐車場を整備してPRしている。

 畑などが広がる平地を国道や町道が一直線に貫き、隣接する小清水町に至る。斜里町によると、地元住民に見晴らしの良い場所として知られており、5年ほど前から口コミなどで観光客が集まるようになった。9月中旬〜下旬には、道の先に夕日が沈むこともある。

 家族旅行で訪れた千葉県佐倉市の会社員坂本裕輔さん(41)は「北海道らしい絶景」と感激していた。


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