体操協会、第三者委で調査 宮川選手がパワハラ主張

臨時会議後、取材に応じ謝罪する日本体操協会の二木英徳会長(中央)と具志堅幸司副会長(右)、山本宜史専務理事=30日夕、東京都渋谷区

 体操の2016年リオデジャネイロ五輪女子代表の宮川紗江選手(18)が日本協会の塚原千恵子女子強化本部長らからパワハラを受けたと主張する問題で、同協会は30日、東京都内で幹部を集めて臨時会議を開き、第三者委員会を発足して調査することを決めた。同強化本部長と夫の塚原光男副会長は出席しなかった。二木英徳会長は「お騒がせし、申し訳ない」と謝罪した。

 具志堅幸司副会長は10月25日にドーハで開幕する世界選手権までに第三者委による調査を完了したい意向を示し「パワハラの事実があれば大変大きな問題」と話した。


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