2018年8月30日 14:49 | 無料公開
名称が「ジャポン・リベルダージ」となった地下鉄駅の入り口=11日、ブラジル・サンパウロ(共同)
海外最大の日系社会があるブラジル・サンパウロの東洋人街リベルダージ地区の広場が「リベルダージ広場」から「リベルダージ・ジャポン(日本)広場」と名称が変わった。広場のある地下鉄駅も「ジャポン・リベルダージ」となった。ことし日本人移住から110周年を迎えたことを機に、地元当局が日系社会の要望を聞き入れた。
「日系人がつくった街ということで名前を認めてもらった。ようやくわれわれの地盤ができたという思いだ」。名称変更のために奔走した、リベルダージ商工会議所の池崎博文会長(90)は感慨深げに話した。