トランプ氏は「難しさ理解」 米朝交渉巡り国務省

 【ワシントン共同】米国務省のナウアート報道官は28日の記者会見で、トランプ大統領がポンペオ国務長官の訪朝中止を指示したことを受け「大統領は交渉の難しさを深く理解している。簡単でなく時間がかかるかもしれない」と強調した。

 トランプ氏はこれまで6月に金正恩朝鮮労働党委員長との間で行われた米朝首脳会談の成功を誇示してきたが、訪朝中止を決めた今月24日に初めて非核化の停滞を認めた。

 ナウアート氏は中止の詳しい理由には言及せず「安全保障チームで議論し、今は訪問すべき時ではないと判断した。外交努力はまだ続けている」と説明した。


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