厚労省要求31兆8千億円 19年度予算概算、過去最大

厚生労働省予算の概算要求ポイント

 厚生労働省は29日、2019年度予算の概算要求を総額31兆8956億円と発表した。過去最大となる。6月に関連法が成立した「働き方改革」関連事業には、18年度当初予算から約600億円の上積みを目指して約3800億円を計上。要求全体は、18年度当初に比べ7694億円増だった。

 医療や年金、介護といった社会保障費は高齢化に伴う自然増として6千億円を見込んだ。19年度に関しては、概算要求基準で6千億円の増額が認められている。財務省は年末に向けて精査し、増額幅を圧縮する方針。


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