2018年8月29日 23:54 | 無料公開
核兵器廃絶を訴え、ジュネーブ軍縮会議事務局の担当者(左端)に署名を提出する高校生平和大使ら=28日、スイス・ジュネーブ(共同)
【ジュネーブ共同】核兵器廃絶を世界に訴える、日本の高校生平和大使20人が28日、ジュネーブの国連欧州本部を訪れ、各地で集めた約11万人分の署名をジュネーブ軍縮会議の事務局に提出した。
20人は署名提出に先立ち、リレー方式で全員が英語でスピーチ。被爆地の広島、長崎からは長崎西高の徳永雛子さん(16)ら5人が曽祖父母らの被爆体験について語り、「世界中の人に原爆被害の恐ろしさを伝えていきたい」と強調した。
署名はジュネーブ軍縮会議事務局のカスパーセン部長に手渡された。カスパーセン氏は「皆さんの活動は自分の国だけでなく国境を越える素晴らしいものだ」と称賛した。