2018年8月28日 12:56 | 無料公開
温室効果ガス観測衛星「いぶき2号」=11日、茨城県つくば市
文部科学省と環境省は28日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の温室効果ガス観測衛星「いぶき2号」を、10月29日にH2Aロケット40号機で種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。
高度約600キロの軌道上から、地球全体の二酸化炭素(CO2)やメタンの濃度を高精度で観測する。火力発電などで発生する一酸化炭素(CO)を捉える機能もある。
地球温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」への貢献が期待される。健康への影響が懸念される微粒子状物質「PM2・5」や、すすの濃度も推定して大気汚染の監視も行う。