高校生大使がICAN訪問 核廃絶実現へ意見交換

ICANを訪れた高校生平和大使(奥)らと面会するフィン事務局長(手前)=27日、スイス・ジュネーブ(共同)

 【ジュネーブ共同】核兵器廃絶を世界に訴える日本の高校生平和大使20人は27日、スイス・ジュネーブにある、非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の本部を訪れた。ICANのフィン事務局長が20人を出迎え、「今は国際平和実現にとって重要な時だ。ジュネーブで国連の活動や核軍縮について学んで日本で友だちと共有してほしい」とあいさつした。

 その後、高校生4人が英語でスピーチし、新潟の長岡高校2年の佐藤倫花さん(17)は「(平和大使として)被爆者の体験を伝えていくことは私たちの義務だと思っている」と述べた。


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