2018年8月27日 12:44 | 無料公開
【ヤンゴン共同】ミャンマーの最大都市ヤンゴンの裁判所は27日、イスラム教徒少数民族ロヒンギャに関する極秘資料を警察から不法に入手したとして、国家機密法違反の罪で起訴されたロイター通信のミャンマー人記者2被告に判決を言い渡す予定だったが、9月3日に延期した。
記者らは、西部ラカイン州で昨年9月、ロヒンギャ10人が殺害されたことについて取材を進めていた。国際社会や人権団体は報道の自由の侵害だとして記者の釈放を求め、ミャンマー政府の姿勢を非難していた。
証人として出廷した警察官が4月、記者の逮捕は「警察が仕組んだわなだった」と証言。