オーストラリア外相が辞任表明 与党党首選で敗北

オーストラリアのビショップ外相

 【シドニー共同】オーストラリアのビショップ外相は26日、モリソン新首相に外相を辞任する意向を伝えたと明らかにした。ビショップ氏は、モリソン氏が新党首に選出された24日の与党自由党党首選に出馬したが、第1回投票で敗退した。27日以降に発足する新内閣の閣僚にも加わらない。

 ビショップ氏は2013年9月、アボット政権発足時に外相に就任。ターンブル政権でも続投し、約5年間、日米との連携強化などに尽力した。

 26日に発表した声明で、「(来年5月までに行われる)次の総選挙に出馬するか決めていない」としており、政界引退の可能性もある。


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