太陽光発電、アセスメント対象に 森林保護へ、規模が焦点

太陽光発電施設

 環境省は、全国で急増する大規模太陽光発電所(メガソーラー)に対し、法律に基づく環境影響評価(アセスメント)を義務付ける方向で検討を始める。森林を伐採して建設する自然破壊が各地で相次ぎ、一定の歯止めをかける狙いだ。どれぐらいの施設規模からアセスの対象にするかが焦点で、早ければ来年秋にも導入を目指す。

 太陽光発電は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まった2012年以降に急増。メガソーラーを含む出力10キロワット以上の非住宅設備に絞っても、12〜16年度に原発30基分に近い2875万キロワットが導入された。


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