ソバ畑で北海道伝統「松前神楽」 福島町、宮司やみこが舞披露

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ソバ畑で松前神楽の「八乙女舞」を演じるみこ=26日午後、北海道福島町

 北海道南部の福島町のソバ畑で26日、今年3月に国重要無形民俗文化財に指定された「松前神楽」が披露された。白い花が満開に咲く約3・5ヘクタールの畑で、赤や白、水色の衣装の宮司やみこが優雅に舞い、観客は幻想的な雰囲気に酔いしれた。

 地元の保存会が町産そばをPRするため催した。笛や太鼓の音に合わせ、みこが扇子を持って「八乙女舞」を演じると、客席からは「良き候」に由来する「ようそろ」と掛け声が飛んだ。

 松前神楽は300年以上続く郷土芸能。京都の舞楽や東北地方の山伏神楽などの影響が指摘される。北海道に伝わった後、各地で特色を加えつつ伝承されてきた。