米民主党が候補選出法を改革 20年次期大統領選から

 【ワシントン共同】米民主党は25日、中西部シカゴで開いた党全国委員会の会合で、2020年の次期大統領選から、党の指名候補選出方法を改革することで合意した。党有力者で構成し、全国大会で個人の自由意思で投票できる「特別代議員」の投票権を制限する。米メディアが伝えた。

 16年の前回大統領選では、民主党全代議員約4700人のうち700人以上を占めた特別代議員は党主流派の意向を反映し大半がクリントン元国務長官支持だった。特別代議員は一般の代議員と異なり、全国大会で好きな候補に投票できるため、クリントン氏と争ったサンダース上院議員に不利に働いたとみられていた。


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