河野外相「瀬取り大きな抜け穴」 北朝鮮制裁、訪朝中止に理解も

 【ロサンゼルス共同】河野太郎外相は25日、北朝鮮の非核化を巡り「(北朝鮮船舶と海上で積み荷を移し替える)瀬取りが(対北朝鮮制裁の)非常に大きな抜け穴になっている」と指摘。ポンペオ米国務長官と24日に行った電話会談でも日米や関係国で対策を強化する考えで一致したと述べた。訪問中のロサンゼルスで記者団に明らかにした。

 河野氏はポンペオ氏の訪朝中止について「極めて正当なキャンセル」と理解を示した。北朝鮮非核化を進めるために国際社会が一致団結して国連安全保障理事会決議を順守する必要性も確認したという。


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