現職大統領の当選認定 ジンバブエ憲法裁

 【カイロ共同】ジンバブエの憲法裁判所は24日、大統領選(7月30日実施)で選挙管理委員会が発表した与党現職ムナンガグワ大統領の当選を認めた。26日にも就任式が行われる。ロイター通信が報じた。敗北したチャミサ議長率いる最大野党、民主変革運動(MDC)が、与党や選管が票を不正に操作したと主張し異議を申し立てていたが、憲法裁は「不法行為の証拠はない」と指摘した。

 ムナンガグワ氏はチャミサ氏に対し「われわれは一つの国家だ」と訴え、協調を呼び掛けた。

 選管によると得票率はムナンガグワ氏が約50・8%、チャミサ氏は約44・3%だった。


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