2018年8月24日 10:42 | 無料公開
ペンス米副大統領
【ワシントン共同】ペンス米副大統領は23日、南部テキサス州ヒューストンの米航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターで講演し「2024年末までに月の周りを回る軌道に基地を建設し、米国人の宇宙飛行士を送る」と明言した。
「(アポロ計画のように)月に足跡を残すだけでなく、そろそろ月の周りと月面に恒久的な基盤を築く時だ」と述べ、月面基地建設にも意欲を見せた。月を足がかりに人類を火星へ送る計画も迅速に進めるとした。
米国は11年のシャトル退役後、飛行士を国際宇宙ステーションに送る手段はロシアに頼っている。
ペンス氏は「そんな日々は、もう終わりだ」と語った。