年金改革巡り2氏が論戦 国民民主代表選

国民民主党代表選の立候補者による討論会で、質問に答える(右から)玉木雄一郎共同代表と津村啓介元内閣府政務官=23日午前、東京・永田町の党本部

 国民民主党は23日午前、代表選に立候補した津村啓介元内閣府政務官、玉木雄一郎共同代表による討論会を党本部で開いた。年金制度改革を巡って、玉木氏は、生活に必要な一定額を全ての高齢者に支給する制度の創設を主張した。津村氏は、支給開始年齢を引き上げる必要性を訴えた。

 参加者から年金制度の改革について問われ、玉木氏は歳出を削減した上で「月7万円くらいの最低保障年金制度をつくれば、生活保護がいらなくなる」と述べた。津村氏は「寿命が延びたのに受給開始年齢が上がらないから、おかしなことになっている」と指摘。所得に応じ支給額を変える必要性にも言及した。


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