2018年8月20日 18:34 | 無料公開
金足農の決勝進出が決まり、体育館で肩を組んで校歌を合唱する生徒=20日午後、秋田市
夏の甲子園で秋田県勢として103年ぶりの決勝進出を果たした金足農の快挙に、地元・秋田市は20日、歓喜に沸いた。「半端ない」「かっこよすぎる」。公立の農業高で全員が地元出身のチームが、強豪相手に劇的な勝利を挙げたことに驚きの声も上がった。
市中心部の商業施設「エリアなかいち」で行われたパブリックビューイングでは、平日にもかかわらず約950人が食い入るように画面を見つめ、決勝進出が決まった瞬間には大きな拍手が湧き起こった。
会社員加藤文子さん(28)は「みんな自宅から通学していて電車でよく会った。身近な選手がこんなすごいことをするなんて」と泣きじゃくった。