特急にはねられ男性死亡 佐賀・佐世保線の踏切

JR佐世保線の踏切で男性と衝突した特急「みどり30号」=19日午後10時46分、佐賀県武雄市

 19日午後8時半ごろ、佐賀県武雄市山内町三間坂のJR佐世保線の踏切で、男性が佐世保発博多行きの特急「みどり30号」(8両編成)にはねられ、死亡した。乗客67人にけがはなかった。県警によると男性は、同市の中学2年生(14)。

 武雄署によると、男子生徒は徒歩で進入し、踏切には遮断機と警報機があった。特急の運転士は「ブレーキをかける間もなく衝突した」と話しており、同署が詳しい事故原因を調べる。

 JR九州によると、みどり30号を含む特急6本などが最大約2時間40分遅れた。

 現場は静かな住宅街で、街灯はほとんどない単線の踏切。幅は車1台が通れる程度。


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