ロシア疑惑関連審理の判事に脅迫 米地裁、陪審にも安全懸念

米バージニア州アレクサンドリア連邦地裁で、マナフォート被告(手前左から4人目)や弁護士に話し掛けるエリス判事(奥)のスケッチ=17日(AP=共同)

 【ワシントン共同】米政権のロシア疑惑に絡み詐欺罪などに問われたトランプ陣営の元選対本部長マナフォート被告の陪審審理を担当するエリス判事は17日、裁判に関して脅迫を受けており、治安当局の保護を受けていると明らかにした。米メディアが伝えた。

 エリス判事は陪審の身の安全にも懸念があるとして、報道機関による陪審の身元照会には応じられないと述べた。

 南部バージニア州アレクサンドリア連邦地裁で開かれている裁判は、ロシア疑惑捜査の一環で起訴された被告の初の陪審審理。陪審は有罪か無罪かを判断する評議を16日から行っている。


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