NY株大幅反発、396ドル高 米中摩擦の懸念和らぐ

ニューヨーク証券取引所のトレーダーたち=16日(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反発し、前日比396・32ドル高の2万5558・73ドルで取引を終えた。上げ幅は4カ月ぶりの大きさ。米中が貿易協議を再開することが好感され、貿易摩擦の懸念が和らいだ。米企業の好調な業績も相場を押し上げた。

 上げ幅は一時、440ドルを超えた。中国市場での売上高が大きい航空機のボーイングや建設機械のキャタピラーが買われた。小売りのウォルマートが発表した決算が市場予想を上回り、同社株は9%超上昇した。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も32・40ポイント高の7806・52と反発した。


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