2018年8月16日 15:46 | 無料公開
2015年、松山市内で自転車通学、通勤する人たち
自転車で通学する高校生の約半数は1年間で日本を縦断している―。全国の高校生を対象にした調査で、こんな実態が判明した。実施した自転車メーカーのブリヂストンサイクル(埼玉県)はこれを受け摩耗に強い新しいタイヤ商品を開発。“チャリ通”高校生の負担軽減になるよう期待している。
通学状況を尋ねた高校生は600人で、全体の46・7%が通学時間を「片道30分以上」と回答。自転車の速度を時速15キロとし年間200日通学したとすると、1年間の総走行距離は約3千キロに及ぶ。日本列島を縦断する距離とほぼ同じになり、耐久性の強い自転車用タイヤへの需要が高いことが明らかになった。