2018年8月16日 06:51 | 無料公開
メタボの可能性を調べる腹囲測定
砂糖を日中に取るようにすれば、同じ量を食べても脂肪肝や高脂血症になりにくいことを、名古屋大の小田裕昭准教授(時間栄養学)らの研究チームがラットを使った実験で明らかにし、16日付の米科学誌プロスワンに発表した。
砂糖の取り過ぎはメタボリック症候群の一因とされ、世界保健機関(WHO)は成人の1日の摂取量を小さじ6杯程度までとする指針を示している。小田准教授は「食べ過ぎないことが大事だが、量を減らせないなら昼間に食べた方がいい。メタボの予防や改善につながる可能性がある」と話している。