長崎で精霊流し、故人送る 初盆に船乗せ、爆竹響く

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 初盆を迎えた故人の霊を船に乗せ、浄土へ送り出す長崎県の伝統行事「精霊流し」が15日、県内各地で行われた。悪霊をはらうとされる爆竹が鳴り響く中、そろいの法被などに身を包んだ遺族らが、車輪のついた精霊船を押して市街を練り歩いた。日本の反核運動をけん引し昨年8月に亡くなった被爆者谷口稜曄さんも精霊船で送られた。

 大量の爆竹や花火による白煙に包まれた長崎市中心部では、遺影やちょうちんなどが飾られた精霊船を押す遺族らの打ち鳴らす鐘の音が街中に響き渡った。大きいもので全長10メートル以上もある船は港まで運ばれ、遺族らが故人に別れを告げる。