2018年8月14日 18:29 | 無料公開
徳島市で開幕した夏の風物詩「阿波おどり」は、市を中心とする実行委員会が中止した「総踊り」を有力踊り手団体が13日夜に決行し、市と団体側の対立が決定的となった。市民らからは14日、総踊りの実施に賛否の声が上がった。
総踊りは大勢の踊り手が一つの演舞場に集まり踊りを披露する演出。中止に反発する「阿波おどり振興協会」に所属する踊り手グループの千数百人が、演舞場外の道路で実行委の中止要請を振り切って実施した。大きな混乱はなかった。
徳島市役所内にある実行委の事務局には14日、県内外から「例年通りやった方が良かった」など数十件の意見が寄せられたという。