2018年8月14日 12:43 | 無料公開
沖縄県知事選への出馬を表明する佐喜真淳宜野湾市長=14日午後、宜野湾市役所
沖縄県宜野湾市の佐喜真淳市長(54)は14日、翁長雄志知事の死去に伴う9月30日投開票の県知事選への立候補を市役所で正式表明した。翁長氏の県政運営を「国との関係について争いが絶えず、ひずみや分断が生まれた」と批判した上で「対立から協調へ、未来志向で沖縄のあるべき姿を見据えなければならない。国との関係を改めて構築することが欠かせない」と指摘した。
知事選は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設が争点となる見通し。佐喜真氏は移設を推進する安倍政権が支援する方針だ。一方の移設反対派は候補者が決まっておらず、擁立作業を急いでいる。