2018年8月13日 16:30 | 無料公開
「監督が子どものように楽しんで映画を撮っている姿が印象的だった」と話す森崎ウィン
スティーブン・スピルバーグ監督が近未来の仮想世界を描いたSF映画「レディ・プレイヤー1」のブルーレイ&DVDが、22日に発売。世界的なオーディションを勝ち抜き、主要キャストの1人を演じた森崎ウィンが「見るたびに新しい発見がある作品です」とPRした。
さえない男子高校生が、仲間とともに仮想世界に隠されたお宝を探す大スペクタクル。「ガンダム」など“日本生まれ”のキャラクターが多数登場することでも注目を集めた。森崎は主人公の仲間の1人、ダイトウ(トシロウ)役を演じた。
ダンスボーカルユニット「PrizmaX」のメンバーで、俳優としても活躍する森崎。オーディションでは「全く手応えがなかった」という。何カ月も連絡がなく、諦めた頃に合格の一報を受け「気付けば英国の現場でした」。
撮影中は「目の前のことに必死で、カメラを意識する余裕もなかった」。完成した作品を見て、自分がアップになったカットの多さに驚いたという。「監督は多分、僕のことが大好きなんですね」とニヤリ。
公開後は一躍、話題の人となった。「こんな無名の俳優を、大勢の観客が受け入れてくれてうれしい」と話す。
目標は「10年以内に米アカデミー賞を取ること」。共演した同年代のハリウッド俳優から大いに刺激を受けたといい「次は僕が彼らに何かを与えられるような存在になって、映画の現場で再会したい」と目を輝かせた。