沖縄県知事選は9月30日 辺野古移設の是非が争点

米軍普天間飛行場の移設工事が続く沖縄県名護市辺野古の沿岸部=6日(小型無人機から)

 沖縄県選挙管理委員会は13日、臨時会議を開き、翁長雄志知事の死去に伴う知事選を9月13日告示、30日投開票とする日程を決めた。安倍政権が進める米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非が争点となる見通しだ。移設反対派と容認派は13日、候補者調整や移設問題への見解を表明するなど、選挙戦への動きを加速させた。

 県選管は、翁長氏の12月の任期満了に伴う知事選を11月1日告示、18日投開票とする日程をいったん決めたが、翁長氏が膵がんのため、今月8日に死去。県は12日に選管へ死亡を通知し、日程を決め直した。


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