東京五輪の暑さ対策で実証実験 歩道に散水、路面温度を測定

暑さ対策の実証実験で実施された、散水した歩道に日傘を差した場合の路面温度の測定=13日午前、東京都千代田区

 2020年東京五輪・パラリンピックに向けた暑さ対策の一つとして、東京都は13日、歩道に散水して路面温度を測る実証実験を都内で実施し、報道陣に公開した。今夏の猛暑を受けた対応で、今後結果を分析し、暑さ対策として有効かを確認するという。

 実験では、歩道の端に消雪や農作業で使用する穴の開いたチューブを敷き、(1)午前4時から散水(2)午前7時から散水(3)何もしない―の3パターンの路面温度と気温を30分おきに測定した。それぞれで日傘を差した場合の効果も調べた。


  • LINEで送る