徳島の阿波おどりが開幕 15日まで、新たな実行委で

徳島市で開幕した「阿波おどり」=12日午後、徳島市

 徳島の夏を彩る祭典「阿波おどり」が12日、徳島市で開幕し、「ヤットサー」の掛け声と共に三味線や太鼓が鳴り響いた。15日までの4日間、街は「踊るあほうに見るあほう」の熱気に包まれる。

 4億円の累積赤字による旧主催者の破産により、徳島市が発足させた新たな実行委員会のもと行われる今年の阿波おどり。千人以上の踊り手が一斉に踊る「総踊り」の中止など、直前まで混乱が続いていたが、無事の開催に市民は胸をなで下ろした。

 実行委によると、4日間で850以上の連が参加。7月の西日本豪雨の影響もあり、人出は昨年の123万人を下回る見込み。


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