2018年8月12日 17:45 | 無料公開
ジャイアンツ現役時代の背番号25を永久欠番とするセレモニーで、スタンドの声援に応えるバリー・ボンズ氏=11日、サンフランシスコ(ゲッティ=共同)
【ニューヨーク共同】米大リーグ、ジャイアンツは11日、本拠地サンフランシスコでのパイレーツ戦で、通算762本塁打のメジャー記録を持つバリー・ボンズ氏(54)の現役時代の背番号25を永久欠番とするセレモニーを開催した。
ボンズ氏は1986年にパイレーツでメジャーデビュー。2001年にはジャイアンツでシーズン最多の73本塁打を放つなど強打者として活躍したが、薬物使用が物議を醸した影響で米国野球殿堂には入っていない。この日はユニホームに袖を通し、現役時代の守備位置だった左翼でファンの歓声に応え、「もう一度、左翼に立ちたかった」と感慨に浸る言葉を語った。