水球の男子代表監督、けん責処分 女子合宿打ち切り問題

 水球女子日本代表が、男子代表監督から戦術の批判を受けて動揺したことなどを理由に合宿を途中で打ち切った問題で、日本水連は11日、会員制交流サイト(SNS)に女子代表の激しいプレーに疑問を呈する投稿をした男子代表の大本洋嗣監督をけん責処分とすると発表した。

 水連は第三者委員会を設置し、合宿に参加した選手らからヒアリングを実施。第三者委は大本監督の投稿についてフェアプレー促進の意図は認めたが「伝える方法、手段、表現方法等においては不適切な点がある」と判断。調査に加わった多賀啓弁護士は「SNSで一般公開するのではなく、内部で議論を進めていくべきだった」と述べた。


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