「頼れる人いない」30% 1人暮らしの高齢男性

「日頃のちょっとした手助け」で頼れる人がいるか

 国立社会保障・人口問題研究所が「日頃のちょっとした手助け」で頼れる人の有無を尋ねたところ、65歳以上で1人暮らしの男性の約30%が「いない」と答えたことが10日、分かった。女性は9・1%にとどまり、男性が地域で孤立しやすい傾向が浮き彫りとなった。

 「生活と支え合いに関する調査」で、同研究所が2017年7月、18歳以上の男女約2万6千人に調査票を配布。世帯構成や年齢、性別ごとに回答を分析した。

 「日頃のちょっとした手助け」の問いに、65歳以上で1人暮らしの男性323人、女性628人が回答。男性は「いない」30・3%、女性は9・1%だった。


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