共通テ、病気でも高2成績利用可 新対応を文科省通知

 文部科学省は10日、2020年度から大学入試センター試験に代わって始まる「大学入学共通テスト」の英語で導入する民間検定試験の新たな対応方針を正式に決定し、全国の教育委員会や国公私立大に通知した。高3の時期に病気など、やむを得ない事情で民間試験を受けられなかった場合でも、高2時の試験結果を使えることなどが盛り込まれた。

 共通テストでは、高3の4〜12月に受けた民間試験の成績のうち2回分を受験に使うのが基本。ただ同省の検討会議で、さまざまな状況にある受験生のために例外措置を設けるべきだとの意見も上がり、検討を重ねてきた。


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